屋根カバー工法の費用相場と注意点|葺き替え工事との違いを徹底解説

横浜市の屋根修理・雨漏り修理は地元密着の専門店 株式会社大平へ

MENU

屋根コラムColumn

屋根コラム

屋根カバー工法の費用相場と注意点|葺き替え工事との違いを徹底解説

2026.01.13

屋根カバー工法の費用相場と注意点|葺き替え工事との違いを徹底解説

屋根は、私たちの住まいを雨風や紫外線から守る重要な部分ですが、常に過酷な自然環境に晒されているため、時間の経過とともに必ず劣化が進みます。
屋根のメンテナンス方法にはいくつか種類がありますが、近年注目を集めているのが「屋根カバー工法」です。
屋根カバー工法は「重ね葺き」とも呼ばれ、費用を抑えられ、工期も短いというメリットがある一方で、既存の屋根の状態によっては施工できないなどの注意点も存在します。
この記事では、屋根カバー工法の費用相場やメリット・デメリット、そしてもう一つの主要な屋根修理方法である「葺き替え工法」との違いについて、わかりやすく徹底的に解説します。

屋根カバー工法(重ね葺き)とは?その特徴と人気の理由

屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねて設置する屋根修理方法です。
この工法は、既存の屋根がまだ下地まで劣化していない場合に適用可能で、近年その費用対効果の高さから多くの住宅で採用されています。

既存の屋根を撤去しない「重ね葺き」の仕組み

屋根カバー工法の基本的な仕組みは、まず既存の屋根材の上に防水シート(ルーフィング)を敷き、その上から新しい屋根材を設置するというものです。
既存の屋根材はそのまま残されるため、撤去費用や廃材処分費用が発生しません。
これにより、工事費用を抑えられるだけでなく、工事期間も短縮できるという大きなメリットがあります。

また、屋根が二重構造になることで、断熱性や遮音性が向上する効果も期待できます。
主にスレート屋根や金属屋根の改修で用いられることが多い工法です。

カバー工法が選ばれる3つのメリット

屋根カバー工法が選ばれる主なメリットは、以下の3点に集約されます。

一つ目は、費用を抑えられることです。
既存屋根の撤去・処分費用がかからないため、葺き替え工法に比べて総費用を大幅に削減できます。

二つ目は、工期が短いことです。
既存屋根の撤去作業がない分、工事期間が短縮され、生活への影響を最小限に抑えられます。

三つ目は、断熱性・遮音性の向上です。
屋根が二重構造になることで、外からの熱や音の侵入が軽減され、室内の快適性が向上します。

これらのメリットが、カバー工法の人気の理由となっています。

【費用相場】屋根カバー工法にかかる総額と内訳

屋根カバー工法の費用は、屋根の面積や形状、使用する屋根材の種類、既存の屋根の状態などによって大きく変動します。
ここでは、一般的な費用相場と、その内訳について解説します。

一般的な戸建て住宅(30坪)の費用目安

一般的な30坪程度の戸建て住宅(屋根面積60〜100㎡)で屋根カバー工法を行う場合の費用相場は、約80万円~200万円が目安となります。
ただし、これはあくまで目安であり、使用する屋根材のグレードや、屋根の形状、業者によって費用は変動します。
正確な費用を知るためには、専門業者に見積もりを依頼し、ご自宅の屋根の状態を診断してもらうことが重要です。

カバー工法の費用内訳|足場代・材料費・施工費など

屋根カバー工法の総費用には、主に以下の項目が含まれます。

まず、安全な作業のために必要不可欠な「足場の設置費用」が約15万円~25万円程度かかります。
次に、新しい屋根材の下に敷く「防水シート(ルーフィング)の費用」と、実際に屋根を覆う「新しい屋根材の費用」が大きな割合を占めます。
屋根材は種類によって単価が大きく異なり、1㎡あたり5,000円~11,000円程度が目安です。

これに加えて、既存の棟板金(屋根の頂上部分の金属部材)の撤去・処分費用、新しい棟板金の設置費用、そして職人の「施工費(人件費)」や「諸経費」などが加算されます。

費用を左右する主な要因|屋根の面積・形状・使用する屋根材

屋根カバー工法の費用を左右する主な要因は、屋根の面積と形状、そして使用する屋根材の種類です。
屋根の面積が広ければ広いほど、材料費と施工費は増加します。

また、屋根の面が多い複雑な形状(寄棟屋根など)は、シンプルな形状(切妻屋根など)に比べて施工に手間がかかるため、費用が高くなる傾向があります。
使用する屋根材は、軽量であることが重視されるため、ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルといった金属屋根材がよく用いられますが、これらの材料も種類やグレードによって価格が大きく異なります。

屋根カバー工法のメリットとデメリット|知っておくべき注意点

屋根カバー工法は多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットや注意点も存在します。
これらの点を十分に理解した上で、ご自宅の屋根に最適な工法であるかを判断することが重要です。

メリット1:撤去費用・処分費不要で費用を抑えられる

屋根カバー工法の最大のメリットは、葺き替え工法に比べて費用を抑えられる点です。
既存の屋根材を撤去しないため、その撤去費用や廃材の処分費用が発生しません。
これらの費用は、葺き替え工法の場合、数十万円から場合によっては100万円近くかかることもあるため、カバー工法ではその分を削減できます。

メリット2:工期が短い

既存の屋根材の撤去作業がない分、工事期間が短縮されるのも大きなメリットです。
葺き替え工法が7日~30日程度かかるのに対し、カバー工法は約5日~14日で完了することが多いです。
工事期間が短いことで、足場の設置期間も短くなり、生活への影響を最小限に抑えることができます。

メリット3:断熱性・遮音性の向上

屋根が二重構造になることで、既存の屋根材と新しい屋根材の間に空気層が形成されます。
この空気層が断熱材の役割を果たすため、断熱性が向上し、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境に繋がります。
また、屋根が二重になることで、雨音などの外部からの音を遮断する効果も高まり、遮音性の向上も期待できます。

メリット4:アスベスト飛散リスクの低減

既存の屋根材にアスベスト(石綿)が含まれている場合、葺き替え工法のように屋根材を撤去すると、アスベストが飛散するリスクがあります。
アスベストは人体に有害な物質であるため、その飛散防止には厳重な対策と費用が必要です。
屋根カバー工法では、既存の屋根材を撤去しないため、アスベストの飛散リスクを大幅に抑えることができ、より安全かつ費用を抑えた工事が可能です。

デメリット1:屋根の重量増加による耐震性への影響

屋根カバー工法では、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて設置するため、屋根全体の重量が増加します。
屋根の重量が増えることは、建物の重心が高くなり、地震の揺れに対して建物の負担が大きくなることを意味します。
そのため、カバー工法を検討する際は、軽量な屋根材(ガルバリウム鋼板など)を選ぶことが重要です。
また、建物の築年数や構造によっては、耐震診断を行い、耐震補強が必要となる場合もあります。

デメリット2:既存屋根の劣化状況によっては施工不可

屋根カバー工法は、既存の屋根材がまだ下地まで劣化していない場合にのみ適用可能です。
もし既存の屋根材の下地(野地板や防水シート)まで腐食が進んでいたり、雨漏りが頻繁に発生していたりする場合は、カバー工法では根本的な解決にはなりません。
既存の屋根材を撤去しないため、下地の状態を確認・補修できないからです。
このような場合は、葺き替え工法を選択する必要があります。

デメリット3:屋根材の種類によっては施工できない

屋根カバー工法は、既存の屋根材の種類によっては施工できない場合があります。
例えば、瓦屋根のように凹凸が大きい屋根材の上には、新しい屋根材を重ねて設置することが困難なため、カバー工法は適用できません。
また、既存の屋根材がアスファルトシングルや金属屋根の場合でも、その形状や状態によっては施工が難しいケースもあります。
カバー工法が適用できるのは、主にスレート屋根や金属屋根が既存の屋根材である場合が多いです。

デメリット4:雨漏り原因の特定が困難になる可能性

屋根カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、万が一、工事後に雨漏りが発生した場合、その原因特定が困難になる可能性があります。
既存の屋根材と新しい屋根材の二重構造になっているため、どこから水が浸入しているのかを突き止めるのが難しくなることがあります。
そのため、カバー工法を行う際は、確実な施工を行なってくれる信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。

葺き替え工法との徹底比較|どちらを選ぶべき?

屋根の全体修理を検討する際、屋根カバー工法と並んで主要な選択肢となるのが「葺き替え工法」です。
それぞれの工法には明確な違いがあり、ご自宅の状況やご希望に合わせて最適な方法を選ぶ必要があります。

費用・工期・耐久性で比較するカバー工法と葺き替え

屋根カバー工法と葺き替え工法を比較すると、費用、工期、耐久性において以下のような違いがあります。

費用面では、カバー工法が既存屋根の撤去・処分費用がかからない分、葺き替え工法よりも安価になる傾向があります。
工期も、カバー工法の方が短く済みます。

しかし、耐久性という点では、葺き替え工法が屋根の下地から刷新するため、より長期的な耐久性と安心感を得られます。
カバー工法は、既存の下地が健全であることが前提となるため、下地の劣化状況によっては葺き替え工法の方が適している場合もあります。

カバー工法が適している屋根、葺き替えが必要な屋根

カバー工法が適しているのは、既存の屋根材がスレートや金属屋根で、下地の劣化が軽微な場合です。
また、費用や工期を抑えたい、断熱性や遮音性を向上させたいといった場合に有効な選択肢となります。

一方、葺き替え工法が必要となるのは、既存の屋根材の下地まで腐食が進んでいる場合や、雨漏りが頻繁に発生している場合です。
また、屋根の耐震性を向上させたい、屋根材の種類を大きく変更したい(例えば、瓦屋根から金属屋根へ)といった場合にも、葺き替え工法が適しています。

屋根の下地まで劣化している場合は葺き替えが必須

屋根カバー工法は、既存の屋根材を撤去しないため、下地の状態を確認・補修することができません。
もし、既存の屋根の下地(野地板や防水シート)まで腐食が進んでいたり、雨漏りが下地から発生していたりする場合は、カバー工法では根本的な解決にはなりません。
このような状況でカバー工法を選択してしまうと、数年後に再び雨漏りが発生したり、建物の構造に深刻なダメージを与えたりするリスクがあります。

屋根の下地まで劣化している場合は、迷わず葺き替え工法を選択し、下地から徹底的に補修することが不可欠です。

屋根カバー工法で失敗しないために|業者選びと見積もり比較のコツ

屋根カバー工法は、費用を抑えつつ屋根をリフレッシュできる魅力的な工法ですが、失敗しないためには信頼できる業者選びが最も重要です。

横浜市にお住まいの場合、地域密着型の業者を選ぶことには多くのメリットがあります。
地域の気候特性や建物の傾向を熟知しているため、より的確な診断と修理が期待できます。
また、緊急時の対応が迅速であったり、アフターサービスが充実していたりするケースも多いです。

地元の評判や口コミなども参考にしながら、信頼できる地域密着型の業者を探してみましょう。
大平のように横浜市内でカバー工法の施工事例が豊富な業者であれば、より安心して依頼できるはずです。

まとめ:屋根カバー工法は賢い選択肢!適切な判断で住まいを守ろう

屋根カバー工法は、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を重ねて設置する、費用と工期を抑えられる魅力的な屋根修理方法です。
断熱性や遮音性の向上、アスベスト飛散リスクの低減といったメリットがある一方で、屋根の重量増加や既存屋根の劣化状況による施工制限といった注意点も存在します。

ご自宅の屋根の劣化状況、築年数、ご予算、そして将来の計画に合わせて、カバー工法が最適な選択肢であるかを慎重に判断することが重要です。
特に、屋根の下地まで劣化が進行している場合は、葺き替え工法を選択する必要があります。

この記事で解説した情報を参考に、ご自身の屋根の状態を改めて見つめ直し、そして適切な工法と業者選びによって、大切な住まいを長く快適に維持していきましょう。

屋根・外壁のお困りごとは
お気軽にお問い合わせください!

横浜市近郊で屋根修理や雨漏り修理、
その他外壁塗装や防水工事をご検討中の方は、
ぜひお気軽に大平までお問い合わせください。

WEBからのご依頼限定 QUOカード5,000円分プレゼント

お電話でのお問い合わせ

TEL.045-900-0906

受付時間 / 9:00〜18:00(土日祝対応)

WEBでのお問い合わせ

WEBからのご依頼限定 QUOカード5,000円分プレゼント