屋根修理の方法を徹底解説|カバー工法・葺き替え・部分修理はどれを選ぶべき?

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屋根修理の方法を徹底解説|カバー工法・葺き替え・部分修理はどれを選ぶべき?

2026.01.08

屋根修理の方法を徹底解説|カバー工法・葺き替え・部分修理はどれを選ぶべき?

「屋根修理」と一言で言っても、その種類や費用は多岐にわたり、「一体どの修理方法を選べば良いのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、屋根修理を検討している方のために、主な修理方法である「カバー工法」「葺き替え」「部分修理」それぞれの特徴やメリット・デメリット、費用相場を徹底的に解説します。
ご自宅の屋根の劣化状況やご予算、将来の計画に合わせて最適な修理方法を選ぶための判断基準を分かりやすくご紹介します。

屋根にはどうして定期的な修理・メンテナンスが必要なのか?

屋根は、建物の最上部で常に自然環境の影響を受け続けています。
日差し、雨、風、雪、そして昼夜の寒暖差など、様々な要因が屋根材や下地材にダメージを与え、徐々に劣化を進行させます。
この劣化を放置することは、建物の寿命を縮めるだけでなく、住まいの快適性や安全性を脅かすことにも繋がります。

屋根の重要な役割と劣化のサイン

屋根の最も重要な役割は、外部からの雨水の侵入を防ぎ、建物の内部を保護することです。
また、断熱材と組み合わさることで、夏の暑さや冬の寒さから室内を守り、快適な居住空間を保つ役割も担っています。
屋根の劣化は、初期段階ではなかなか気づきにくいものですが、以下のようなサインが見られたら注意が必要です。

・屋根材のひび割れや欠け
・コケやカビの発生
・色褪せ
・棟板金の浮きや錆
・雨樋の破損

などが挙げられます。
これらのサインは、屋根の防水性や耐久性が低下していることを示唆しており、放置するとより深刻な問題へと発展する可能性があります。

修理を放置すると雨漏りや建物の寿命短縮のリスクも

屋根の劣化サインを見逃し、修理を放置すると、最も懸念されるのが雨漏りの発生です。
雨漏りは、天井や壁のシミ、カビの発生だけでなく、建物の構造材を腐食させ、耐震性の低下を招く恐れがあります。
特に、木造住宅の場合、柱や梁といった主要構造材が腐食すると、建物の寿命が著しく短くなるだけでなく、大規模な修繕費用が必要となることもあります。

また、雨漏りによって断熱材が濡れると、断熱性能が低下し、冷暖房効率が悪化するなど、住まいの快適性にも悪影響を及ぼします。
早期の発見と適切な修理が、これらのリスクから大切な住まいを守るために不可欠です。

屋根修理は大きく2種類|全体修理と部分修理

屋根の修理方法は、劣化の程度や範囲、そしてお客様のご希望によって大きく二つに分類されます。
屋根全体を対象とする「全体修理」と、問題のある箇所のみを直す「部分修理」です。
それぞれの特徴を理解し、ご自宅の状況に合った方法を選ぶことが重要です。

全体修理とは?大規模な工事で屋根全体を刷新

全体修理とは、屋根全体の劣化が進行している場合や、長期的な安心を求める場合に行われる大規模な工事です。
既存の屋根材をすべて撤去して新しい屋根材に交換する「葺き替え」や、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて設置する「カバー工法」、屋根材の表面を塗り直す「屋根塗装」などがこれに該当します。

全体修理は、費用が高額になりがちですが、屋根全体の防水性や耐久性を根本から回復させ、建物の寿命を延ばす効果が期待できます。

部分修理とは?軽微な劣化や緊急時の応急処置

部分修理とは、屋根の一部に限定された劣化や損傷がある場合に行われる工事です。
例えば、瓦の割れやズレ、棟板金の浮き、雨樋の破損など、比較的小さな問題に対応するために行われます。
全体修理に比べて費用を安く抑えられ、工期も短く済むというメリットがあります。

しかし、部分修理はあくまで応急処置的な意味合いが強く、屋根全体の劣化が進行している場合には根本的な解決にはなりません。
劣化の範囲が広がると、結局は全体修理が必要になるため、部分修理で対応できる劣化症状を見極めることが重要です。

【全体修理】屋根全体を刷新する3つの工法と費用相場

屋根全体の劣化が進行している場合や、屋根の寿命を大幅に延ばしたい場合には、全体修理が選択肢となります。
ここでは、代表的な3つの工法について、その特徴と費用相場を解説します。

屋根葺き替え(ふきかえ)工事

葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地材(野地板や防水シート)から新しく作り直した上で、新しい屋根材を設置する工法です。
屋根の構造を根本から刷新するため、雨漏りの原因となる下地の劣化を確実に補修できる唯一の方法です。

建物の寿命を延ばし、長期的な安心感が得られるという大きなメリットがあります。
費用は高額になり、工期も長くなる傾向がありますが、屋根の性能を新築時と同等、あるいはそれ以上に向上させたい場合に最適な工法と言えます。
費用相場は、屋根材の種類や面積によって異なりますが、一般的に100万円~250万円程度が目安となります。

葺き替え工事のメリット・デメリットと費用目安

葺き替え工事のメリットは、屋根の下地から徹底的に補修できるため、雨漏りのリスクを根本から解消し、屋根全体の耐久性を大幅に向上させられる点です。
また、新しい屋根材に交換することで、デザインを一新したり、軽量な屋根材を選ぶことで建物の耐震性を向上させたりすることも可能です。

デメリットとしては、既存屋根材の撤去費用や処分費用が発生するため、他の工法に比べて初期費用が高額になること、そして工事期間が長くなることが挙げられます。
費用目安は、スレート屋根からスレート屋根への葺き替えで100万円~180万円、瓦屋根からガルバリウム鋼板への葺き替えで150万円~250万円程度が一般的です。

屋根カバー(重ね葺き)工法

カバー工法(重ね葺き)は、既存の屋根材を撤去せずに、その上から防水シートと新しい屋根材を重ねて設置する工法です。既存の屋根材の撤去費用や処分費用がかからないため、葺き替えに比べて費用を安く抑えられ、工期も短縮できるという大きなメリットがあります。また、屋根が二重になることで、断熱性や遮音性が向上する効果も期待できます。ただし、屋根の重量が増すため、建物の耐震性に影響が出ないか事前に確認が必要です。また、瓦屋根のように凹凸のある屋根には施工できない場合があるなど、既存の屋根材の種類によっては適用できないケースもあります。費用相場は、80万円~180万円程度が目安となります。

カバー工法のメリット・デメリットと費用目安

カバー工法のメリットは、費用と工期を抑えられる点に加えて、既存の屋根材を撤去しないため、工事中の騒音や粉じんの発生が少ないことです。
また、屋根が二重になることで、断熱性や遮音性が向上し、快適な室内環境に繋がることもあります。

デメリットとしては、屋根の重量が増加するため、建物の耐震性に影響を与える可能性があること、既存の下地の劣化状況を確認できないこと、そして屋根の形状や既存の屋根材の種類によっては施工できない場合があることが挙げられます。
費用目安は、スレート屋根からガルバリウム鋼板へのカバー工法で80万円~150万円程度が一般的です。

屋根塗装

屋根塗装は、屋根材の表面に塗料を塗ることで、屋根の美観を回復させるとともに、防水機能を回復・向上させる工法です。
ひび割れやサビの発生を防ぐ効果も期待でき、他の全体修理に比べて費用が安価であるという大きなメリットがあります。
屋根材自体の劣化が軽微で、表面の色褪せやコケの発生が主な問題である場合に適しています。

ただし、屋根材の内部まで劣化が進行している場合には、塗装だけでは根本的な解決にはなりません。
また、瓦の種類によっては塗装が不要なものもあります。
費用相場は、30万円~80万円程度が目安となります。

屋根塗装のメリット・デメリットと費用目安

屋根塗装のメリットは、何よりも費用を安く抑えられる点と、工期が短い点です。
屋根の見た目を新しくし、防水性を回復させることで、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。

デメリットとしては、屋根材自体の物理的な損傷や下地の劣化には対応できないため、あくまで表面的な補修であること、そして塗料の耐用年数に応じて定期的な塗り替えが必要になることが挙げられます。
費用目安は、屋根の面積や塗料の種類によって異なりますが、30万円~80万円程度が一般的です。

どの全体修理を選ぶべき?判断基準とチェックリスト

どの全体修理工法を選ぶべきかは、ご自宅の屋根の状況、築年数、ご予算、そして将来の計画によって異なります。

まず、屋根の下地まで劣化が進行している可能性が高い場合(築30年以上、雨漏り経験ありなど)や、屋根の耐震性を向上させたい場合は、葺き替えが最も確実な選択肢です。
次に、既存の屋根材がスレートや金属屋根で、下地の劣化が軽微な場合は、カバー工法で費用と工期を抑えつつ、断熱性や遮音性を向上させることも可能です。
最後に、屋根材自体の劣化が少なく、色褪せやコケが主な問題であれば、屋根塗装で美観と防水性を回復させるのが良いでしょう。

判断に迷う場合は、複数の信頼できる業者に診断を依頼し、それぞれの工法のメリット・デメリット、費用、工期を比較検討することが重要です。

【部分修理】気になる箇所だけを直す!具体的な修理内容と費用目安

屋根全体の劣化はまだ進んでいないものの、一部に気になる損傷や不具合がある場合は、部分修理で対応できることがあります。
部分修理は、費用を抑えつつ、ピンポイントで問題を解決できるメリットがあります。

屋根材の交換・補修|瓦やスレートのズレ・割れ

瓦やスレート、金属屋根材の一部が割れたり、ズレたりしている場合に、その部分だけを交換したり、固定し直したりする修理です。
小さな損傷であれば、数万円から10万円程度で対応できることが多いです。
放置すると、割れた箇所から雨水が侵入したり、ズレた屋根材が強風で飛散したりするリスクがあるため、早めの対応が重要です。

漆喰(しっくい)補修|瓦の隙間を埋める

和瓦の隙間を埋めている漆喰が剥がれたり、崩れたりしている場合に、新しい漆喰を塗り直す修理です。
漆喰は瓦の固定や雨水の侵入防止に重要な役割を果たしており、劣化すると瓦のズレや雨漏りの原因となります。
費用は、補修範囲によって異なりますが、数万円から15万円程度が目安です。

棟板金(むねばんきん)の交換・修理|屋根の頂上部

屋根の頂上部にある金属製の板金(棟板金)が浮いたり、釘が抜けたり、錆びたりした場合に、交換や修理を行います。
棟板金は屋根の構造上、非常に重要な部分であり、劣化すると強風で飛散したり、雨漏りの原因となったりします。
費用は、補修範囲や使用する板金の種類によって異なりますが、10万円~30万円程度が目安です。

雨樋(あまどい)の修理・交換|破損や詰まり

雨樋は、屋根から流れてくる雨水を集め、適切に排水するための設備です。
破損や詰まり、変形などが起きた場合に、部分的な修理や交換を行います。
雨樋が機能しないと、雨水が外壁を伝って流れ、外壁の劣化や基礎部分への浸水を招く可能性があります。
費用は、破損箇所や交換範囲によって異なりますが、数万円から20万円程度が目安です。

雨漏り修理|原因特定とピンポイント補修

雨漏りが発生した場合、その原因となっている箇所を特定し、ピンポイントで補修を行う修理です。
雨漏りの原因は多岐にわたり、屋根材の損傷、下地の劣化、コーキングの劣化、雨樋の不具合など様々です。
原因を正確に特定することが重要であり、専門業者による詳細な調査が必要です。
費用は、原因や補修範囲によって大きく異なりますが、数万円から数十万円程度が目安となります。

部分修理で対応できる劣化症状と限界

部分修理は、軽微な劣化や特定の損傷に対して有効な手段ですが、対応できる症状には限界があります。
屋根材の広範囲な劣化、下地の腐食、複数の箇所での雨漏りなど、屋根全体に問題が及んでいる場合は、部分修理では根本的な解決にはなりません。
一時的に問題を抑えることはできても、すぐに別の箇所で劣化が発生したり、雨漏りが再発したりするリスクがあります。
部分修理で対応できるのは、あくまで初期段階の軽微な損傷に限定されると理解し、屋根全体の健康状態を定期的に専門業者に診断してもらうことが重要です。

屋根修理の費用を左右する4つの要因

屋根修理の費用は、一概にいくらとは言えず、様々な要因によって大きく変動します。
ここでは、費用を左右する主な4つの要因について解説します。
これらの要因を理解することで、見積もり内容を適切に判断し、予算計画を立てる際の参考にすることができます。

屋根材の種類|瓦・スレート・金属など

屋根材の種類は、修理費用に最も大きく影響する要因の一つです。
瓦屋根、スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)、金属屋根(ガルバリウム鋼板など)など、それぞれに材料費や施工費が異なります。

例えば、瓦屋根の葺き替えは、材料費が高く、施工にも手間がかかるため、スレート屋根や金属屋根に比べて高額になる傾向があります。
また、同じ屋根材でも、グレードやメーカーによって価格差があります。

劣化の程度と範囲|軽微な損傷か全体的な老朽化か

屋根の劣化の程度と範囲も、費用を大きく左右します。
部分的なひび割れやズレであれば部分修理で安く済みますが、広範囲にわたる劣化や下地の腐食、雨漏りが発生している場合は、全体修理が必要となり、費用も高額になります。
劣化が進行すればするほど、補修にかかる手間や材料が増えるため、費用も上昇します。

足場の要不要|高所作業の安全確保

屋根修理は高所作業を伴うため、安全確保のために足場の設置が必要となるケースがほとんどです。
足場代は、建物の規模や形状によって異なりますが、一般的に10万円~30万円程度かかることが多く、修理費用全体の大きな割合を占めます。
足場を設置することで、作業効率が向上し、安全性が確保されるため、高品質な工事に繋がります。

屋根の形状と勾配|複雑な屋根は高額に

屋根の形状や勾配も費用に影響します。
複雑な形状の屋根(例えば、寄棟屋根や複雑なデザインの屋根)は、屋根材の加工や設置に手間がかかるため、シンプルな形状の屋根(切妻屋根など)に比べて費用が高くなる傾向があります。

また、急勾配の屋根は、作業の難易度が高く、安全対策も厳重になるため、費用が割高になることがあります。

まとめ:早めの点検と適切な修理で大切な住まいを守ろう

屋根は、私たちの住まいを守る上で最も重要な部分の一つです。
その劣化を放置すると、雨漏りや建物の構造材の腐食といった深刻な問題を引き起こし、結果として高額な修理費用や建物の寿命短縮に繋がる可能性があります。

屋根修理には、葺き替え、カバー工法、屋根塗装といった全体修理と、部分修理があり、それぞれに特徴と費用が異なります。
ご自宅の屋根の劣化状況やご予算、将来の計画に合わせて最適な工法を選ぶことが重要です。
この記事で解説した情報を参考に、ご自宅の屋根の状態を定期的にチェックし、気になる点があれば早めに業者に診断を依頼するようにしましょう。

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